新日本プロレスと全日本プロレスの違いとは…スタイルや海外レスラー招聘基準などを比較!

      2018/11/11

水と油?な両団体の歴史は意外に知られてないっぽいよね

日本のプロレスを作ったのは言わずと知れた力道山です。

そしてその力道山率いる日本プロレスがすったもんだして、アントニオ猪木新日本プロレスジャイアント馬場全日本プロレスに分かれていった、という感じですね。

そして、新日本はテレビ朝日が、全日本は日本テレビが中継をしているということで、似たような集団が2つあってしのぎを削っているような印象というか。

私が小学生の時は、新日本と全日本の区別ってみんなあんまり気にしてないというか理解してなかったと思いますね。クラスでも。

でも、友達の家に行くと猪木や馬場のポスターが貼ってあったりして、身近なヒーローだったんですよね、この2人の社長は。

 

 

あと、タイガーマスクの初代(佐山聡)が新日本でデビューして、その後二代目(三沢光晴)が全日本でデビューしてます。この話がまた、この両団体をごちゃ混ぜのイメージにしてしまったような次第です。

ああ、あと、長州がジャパンプロレスで全日本に上がって、また新日本に出戻って、とか。

なんでしょうね、セリーグとパリーグみたいな感じなのかな??

 

新日と全日は具体的に何が違うのか?←道場の練習からえらい違います

まず、猪木は新日本をストロング・スタイルと位置づけ、最も強いのは俺たちだ!というむき出しのライバル心を出してましたね。それが後の異種格闘技戦にも表れていくんですね。そしてアメリカンプロレスを存分に取り入れた全日本のことをショーマン・スタイルと呼び、あんなのは勝負じゃない、と。

まず、新日本の道場で行われる練習はスクワットとスパーリングが多いです。スパーリングはセメントと呼ばれて、打撃なしの関節の取り合いをひたすら競う練習ですね。片方が亀の形になってうずくまって、ヨーイドンでもう片方が関節を極めにかかる、という練習です。

このセメントが、新日本のレスリング技術を卓越したものにしているんですね。藤原喜明が、その練習のコーチ役をしていたそうで。

一方、全日本はというと、ひたすら受け身を練習します。越中詩郎が若い頃、先輩からのイジメに遭ってわけのわからない受け身を何度もやらされて潰されそうになった、みたいなエピソードもありますね。

選手の雰囲気も違います。まず、全日本は大きい身体のレスラーが多いです。海外から呼ぶレスラーも巨人が多い。これは馬場の意向によるものが大きいでしょうね。そして、外国人レスラーは向こうで既にある程度地位と名声を築いている人気レスラーを高いギャラで呼びます。

まあ、今は何でもアリなスタイルですけどね。

 


 

新日本はどうか。新日本は、小柄なレスラーも多いです、山本小鉄、星野勘太郎、山田恵一、などなど。そして、海外から呼ぶ外国人レスラーはどちらかというと無名を連れてきます。ベイダーなんかはその最たる例ですね。よくわからない謎の外国人を呼んできて、日本でブレイクされる、というプロデュースの手法です。これは新間寿の手腕によるところが大きかったのではないでしょうか。過激な仕掛け人と呼ばれた人ですね。

あと、あれですね、全日本はちょっと影があるというか、地味な感じはあります。新日本は、やっぱり華がありますから。

 


 

新日本が日なたで、全日本が日陰な感じ。いや、いい意味でね。

 

絶妙なライバル関係が後の群雄割拠を面白くした?

今ではプロレス団体乱立時代です。ドラゴンゲートやDDT、大日本といった、インディー系でありながらも集客をしっかりやっている実力派団体もいますし、大仁田厚界隈のデスマッチ路線もまだまだ生きてます。

そして女子プロ。もう、よくわからないことになってますからね。ええ。

で、これは日本プロレスで起きたゴタゴタの再来のような印象でして、プロレス界という大きな船の中で持ち場を取り合いしているというのかな。

この今の群雄割拠は、やはり猪木vs.馬場という冷戦、拮抗がうまい具合に続いたからこそ生まれた賜物なんじゃないかな、と思う次第であります。どこからどこまでがアングルなのか、ガチなのかが見えにくい今の状況は、ファンとしては非常に楽しいものです。^^

アメリカ、メキシコのマット界との交流もありつつ、日本は日本で独自の進化を遂げているプロレス。10年後は一体どうなってるんでしょうか。

 - 群雄割拠